10/8-10/12のトレード状況 ジャパンディスプレイが約定しました

投資日記
スポンサーリンク

今週は日経平均株価が一時1000円超下落しました。これまで上昇基調を続けてきた株式市場ですが、今回の下落がターニングポイントとなり下落基調となるかどうかが注目すべき点です。

幸いな事にほぼ全ての株式を先週までに処分していたのでほとんど損失はありませんでした。

今週のトレード状況

日経平均株価は大幅な下落となりましたが、前々回の記事で注文をしていた低位株の株価には思ったよりも影響しませんでした。約定したのはジャパンディスプレイのみとなりました。

ジャパンディスプレイ  6740

注文株数 :500株
約定価格 :110円(現物買い)
現在値  :109円

特に期待していない銘柄です。あまり欲しくない株から約定するのは常のようです。
ただし、万年赤字体質の企業とは言え売上高1兆円に迫る日本最大のディスプレイ専業企業です。ディスプレイは主にテレビで進化をしてきました。白黒から始まりカラーへ、そしてブラウン管から液晶、有機ELへ。
確実に進化をしており、ディスプレイの世代交代は革新的イノベーションで、業界のリーダー企業を交代させるほどのインパクトがあります。交代されるのがジャパンディスプレイでは困るのですが、そこはさすがにジャパンディスプレイも分かっていて、次世代技術の開発を積極的に行っています。技術の世代交代により販売単価が改善されれば劇的な改善が図られると思います。まあ、この会社はそれ以前に生産の効率化と販売の一極集中を何とかして黒字転換するのが先ですが。

以下はディスプレイの歴史がわかるので引用しました。(興味ない人は読み飛ばしてOK)
GICガラスミュージアム「テレビ古今物語」より。

テレビとガラスの歴史
1897 明治30年物理学者K.F.ブラウン(1850〜1918)が陰極線管による映像化の研究を発表する。
真空度が不十分であったため、像はぼんやりとしていた。
のちに「ブラウン管」と呼ばれるようになった。

初期の陰極線管(オシロスコープ型)
提供:日本電気硝子 「P&P-8」より
1925 大正14年
ラジオ放送が始まる。

初期のラジオ受信機とスピーカー
所蔵:東芝科学館
ラジオ受信機に白熱電球の製造技術をもとに開発された真空管が採用される。

1920〜40年代の真空管
所蔵:東芝科学館
1926 大正15年


送像側:ニプコー円板
受像側:電子式ブラウン管
所蔵:NHK放送博物館

浜松高工助教授(現静岡大学)の高柳健次郎氏、世界で初めてブラウン管上に「イ」の字を映し出す。テレビジョンの父と呼ばれる。


電子式ブラウン管
ブラウン管は最初、円形に成形された。
所蔵:NHK放送博物館

高柳健次郎氏
1928 昭和3年高柳健次郎氏が人物の送像に成功する。(走査線40本 14枚/秒)
1937 昭和12年イギリスが世界初のテレビ放送を開始。(白黒:BBC放送 走査線40本 14枚/秒)
1939 昭和14年東芝・日本電気が初の国産受像機を完成。(走査線441本)
1939 昭和14年
第2次世界大戦開始
1940年に予定されていたオリンピックの東京大会に向けて、浜松高工方式が採用された。研究開発が本格化していたが、オリンピックは中止された。
1941 昭和16年
太平洋戦争開始
テレビ研究禁止令発令。
アメリカでもテレビ産業が凍結されたが、レーダー観測用にブラウン管の技術開発が進んだ。
1925 昭和25年プロジェクターの基本原理であるライトバルブ(油膜)方式が確立された。
1951 昭和26年アメリカが世界初のカラー放送をCBS方式で開始する。
(走査線525本 シャドウマスク方式 パネル:丸型ガラス製 ファンネル:鉄製)
1953 昭和28年RCA社(米)のカラー方式が支持され、NTSC方式に変更される。
※NTSC:全米テレビ方式委員会
白黒テレビ放送開始契約者数866名、放送時間は夕方から4時間だった。
8月、日本テレビが初の民放放送を開始する。
   
当時の白黒テレビ(走査線525本)
所蔵:NHK放送博物館
1953 昭和28年コダック社(米)のベルナノーズ氏が有機蛍光物質によるEL現象を発見する。
1954 昭和29年旭特殊ガラス株式会社(昭和37年旭硝子に吸収合併)が、白黒テレビ用ガラスバルブの生産を開始する。

白黒テレビブラウン管
所蔵:東芝科学館
1957 昭和32年コーニング社(米)の全ガラス製カラーブラウン管が登場する。
1960 昭和35年
カラーテレビ放送開始

日本初のカラーテレビ
提供:東芝科学館 「東芝1号機ものがたり」より
1962 昭和37年RCA社が液晶ディスプレイの特許を出願する。
1964 昭和39年
東京オリンピック開催
NHKがオリンピック史上初となる海外21カ国へのカラー配信を行う。
しかし、国内でのカラーテレビの普及率はまだまだだった。


当時のカラーテレビ
所蔵:東芝科学館

出典:平成14年版循環型社会白書
1964 昭和39年イリノイ大学(米)がPDP試作の論文を発表する。
(モノクロAC型、放電発光原理を利用)
1965 昭和40年この頃から多種多様のブラウン管が生産されるようになる。

提供:日本電気硝子 「日本電気硝子 1988-89」より
1966 昭和41年
いざなぎ景気始まる
富士通が白黒PDPテレビを発明する。
1968 昭和43年RCA社が世界初の液晶ディスプレイを発表するが、ライフが短く実用化されなかった。
ソニーがトリニトロン式カラーテレビを発表する。

シャドウマスク・タイプ(奥)とトリニトロン・タイプ(手前)のテレビ用バルブ
提供:日本電気硝子 「P&P-8」より
1970 昭和45年
大阪万博
松下が世界初のブラックマトリックス・カラーブラウン管を開発する。

提供:松下電子工業 「光とエレクトロニクスで未来を拓く」より
ブラウン管(CRT)方式のリアプロジェクションテレビが北米で普及し始める。
(白黒:単管、カラー:RGBの3管方式)
シャープが液晶ディスプレイの開発を始める。
1971 昭和46年NHKのカラー受信契約件数が白黒テレビを上回る。
1972 昭和47年東芝が世界初のブラックストライプ・カラーブラウン管を開発する。


ブラックストライプ方式ブラウン管
提供:東芝科学館 「東芝1号機ものがたり」より

当時のテレビ
1973 昭和48年液晶ディスプレイ電卓が発売され、爆発的にヒットする。

シャープ「EL-805」26,800円
1978 昭和53年白黒液晶テレビの開発に成功する。(5.5型 シャープ)
1984 昭和59年
衛星放送開始
カラー液晶テレビが商品化される。
(2型:ポケット型 諏訪精工舎 ※現セイコーエプソン)
1987 昭和62年20型カラーPDPテレビが開発される。(NHK)
1988 昭和63年14型液晶カラーパネルが開発される。(シャープ)
1989 平成元年ハイビジョン試験放送開始
1991 平成3年リアプロジェクションテレビで透過型液晶が主流となる。
   

出典:電気硝子工業会60年史
1991 平成3年パイオニアが有機ELディスプレイの開発を始める。
1992 平成4年
CS放送開始
ワイドテレビが発売され、完全平面化・大型化が加速する。

平面パネル
提供:AGC 「旭硝子100年の歩み」より
40型カラーハイビジョンPDPテレビが発表される。(NHK)
1995 平成7年26型カラーPDPテレビが発売される。(松下)

所蔵:NHK放送博物館
1996 平成8年
デジタルCS放送開始
画面の大型化が進む。

世界最大の43型カラーブラウン管テレビ
提供:松下電子工業 「光とエレクトロニクスで未来を拓く」より
1996 平成8年旭硝子がPDP用高歪点ガラスの生産を開始する。

提供:AGC
1997 平成9年
長野オリンピック開催
液晶テレビの広視野角高精細化が進む。

SXGA(1280×1024画素)
FPDインターナショナル2007
42型ワイドプラズマPDPテレビが発売される。(富士通)
1997 平成9年カーオーディオ用モノカラー有機ELディスプレイが発売される。(パイオニア)
2000 平成12年
BSデジタル放送開始
走査線1125本の高精細化が進む。

ハイビジョン用36型ブラウン管
提供:松下電子工業 「光とエレクトロニクスで未来を拓く」より
2000 平成12年5.5型フルカラー有機ELディスプレイが開発される。
(三洋電機-コダック社)
2001 平成13年家電リサイクル法が施行され、ブラウン管テレビが対象品目となる。
32型フルカラーハイビジョンPDPテレビが発売され、ブラウン管との交替が進む。
13型有機ELディスプレイが開発され、CEATEC2001に出品される。(ソニー)
2002 平成14年液晶テレビが大型化競争に突入する。


液晶ディスプレイ用ガラス基板
提供:日本電気硝子 パンフレットより
ガラス基板サイズ例
第5世代(2002年)1100×1250mm
第10世代(2010年)2850×3050mm

シーテックジャパン2007
2003 平成15年
地上デジタル放送開始
PDPテレビの低消費電力型開発に国家プロジェクトが始動する。
(3年計画 40型 390W→200W以下へ)
2004 平成16年


シャープ亀山工場

亀山工場が稼動する。65型液晶テレビが開発される。(シャープ)
韓国にS-LCD社が設立され、液晶パネルの生産を開始する。(サムソン、ソニー)


シーテックジャパン2007

FPDインターナショナル2007
55型PDPテレビが発売される。(FHP)
65型PDPテレビが発売される。(松下)

シーテックジャパン2007
2005 平成17年IPS大型液晶パネル工場が3社共同で設立される。(日立、松下、東芝)

FPDインターナショナル2007
地上デジタル搭載のリアプロジェクションテレビが発売される。(奥行25cm)
   
2006 平成18年国内のブラウン管ガラスの生産が完全撤退する。
103型PDPテレビが発表される。(松下)

FPDインターナショナル2007
2007 平成19年110型リアプロジェクションテレビが発売される。
各社リアプロ事業撤退、もしくは事業縮小を発表する。

シーテックジャパン2007
108型液晶テレビが発売される。(シャープ)
世界初、11型有機ELテレビが発売される。(ソニー)
   
即日完売した。(超薄3mm 20万円) シーテックジャパン2007
2008 平成20年薄さ24.7mmの150型PDPテレビが発表される。(松下)
International CES(米) に27型フルHD有機ELテレビが出品される。(ソニー)

シーテックジャパン2007
2011 平成23年アナログ放送の完全廃止。

GICガラスミュージアム「テレビ古今物語」より

 

来週の取引戦略

来週からは株式市場は落ち着いてくると思います。当面は米中の貿易問題や米国債や欧州諸国の国債金利変動が相場を混乱させるのでしょうが、基本的には様子見相場となるのではないかと考えています。
来週も気長な投資をし、無理をしないように行こうと考えています。

個人的には今の日本の株価は実態を表してないと思っているので、中期的には今週の程度では済まない株価急落が来ると思っています。遥かに大きな調整が必ず来るでしょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました