株式投資の特徴
国内株式
必要資金:小~大 取引コスト:小 情報量・ツール:良 流動性:低~高 リスク:高 リターン:大
投資対象
- 日本国内の証券取引所に上場している株式に投資をします。
- 証券取引所には投資信託(ETFやREIT)も上場しているので、これらも買うことができます。
取引を始めるには
- 証券会社に口座を開設することで取引を開始できます。
投資金額
- 投資額は銘柄によって変わり、国内株式は千円程度で買える株もあります(いわゆるボロ株。初心者にはお勧めしません)。
- 高い株式だと500万円程度必要です。(ユニクロを展開するファーストリテイリングの株価51,880円×100株=5,188,000円。2018年8月28日現在)
- 株式で小口投資したい人にはETFをお勧めします。
手数料
- 取引金額によって手数料が変わります。
- 手数料の料金体系は多くの証券会社で1.一回当たりの売買金額か、2.一日の累計売買金額のどちらで算出するかを選べます。
- 一回当たりの売買金額は5万円まで54円、10万円まで97円、20万円まで113円、50円まで270円。
一日の累計売買金額は10万円まで0円、20万円まで206円、30万円まで308円。(以上、SBI証券の場合、2018年8月28日現在)
リターン
- 売買による値上がり益(キャピタルゲイン)
- 配当金による利益(インカムゲイン)
- 貸株による金利収入
- 株主優待の獲得
詳しく知りたい方はこちら
リスク
- 株は毎日値動きします(価格リスク)。
- 企業は倒産することもあります(信用リスク)。
- 売りたいときに売れないかもしれません(流動性リスク)。
- 配当金や株主優待が無くなるかもしれません。
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取引時間
- 平日 9:00~15:00
- 注文は24時間できる証券会社が多い。
その他のルールを詳しく知りたい方はこちら
情報・取引ツール
各証券会社が力を入れており、充実している。以下、例。
- 四季報
- 日経会社情報
- 日経テレコン
- 長期チャート・チャートのテクニカル分析ツール
- スクリーニング
- 株主優待検索
- 各種マーケットニュース・レポート
- セミナーや市況解説の動画配信
- 独自の取引アプリやソフトウェアの提供
海外株式
必要資金:小~大 取引コスト:小~中 情報量・ツール:並 流動性:低~高 リスク:高 リターン:大
投資対象
- 外国株式は海外の証券取引所に上場する株式を買えます。
- 国内と同様に証券取引所には投資信託(ETFやREIT)も上場しているので、これらも買うことができます。
- 証券会社によって売買できる国が違います。SBI証券の場合は米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアが買えます。
取引を始めるには
- 海外株式の取り扱いのある証券会社に口座を作ればすぐに取引ができます。
- 証券会社が取扱いをしていない国の株式は買えません。
投資金額
- 海外株式は円換算で数万円程度から買えますが、手数料が国内に比べて高いので小口投資だとコストが高いです。
- 海外に株式で小口投資をしたい人には国内ETFで海外株式に投資をしている商品をお勧めします。
手数料
- 円を外貨に換えるための為替手数料がかかります。
以下、SBI証券の場合。1ドル:25銭。(SBI証券HPより引用・2018年8月28日現在)
- 売買手数料がかかります。以下、SBI証券の場合。(SBI証券HPより引用・2018年8月28日現在)
米国株式 | 1注文あたりの手数料 |
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約定代金の0.45%(税込0.486%)
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中国株式 | 約定代金の0.26%(税込0.2808%)
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韓国株式 | 約定代金の0.9%(税込0.972%)
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ロシア株式 | 約定代金の1.2%(税込1.296%)
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ベトナム株式 | 約定代金の2%(税込2.16%)
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インドネシア株式 | 約定代金の1%(税込1.08%)
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シンガポール株式 | 約定代金の1%(税込1.08%)
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タイ株式 | 約定代金の1%(税込1.08%)
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マレーシア株式 | 約定代金の1%(税込1.08%)
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リターン
- 売買による値上がり益(キャピタルゲイン)
- 配当金による利益(インカムゲイン)
- 貸株による金利収入
※基本的に国内株式のような株主優待や株主総会への参加(議決権の行使)は無いです。
リスク
- 株は毎日値動きします(価格リスク)。
- 企業は倒産することもあります(信用リスク)。
- 売りたいときに売れないかもしれません(流動性リスク)。
- 為替が変動するリスクがあります(為替リスク)。
- 配当金が無くなるかもしれません。
取引時間
- 各国の証券取引所の取引時間内で取引ができます。
- 注文は24時間できる証券会社が多い。
各国の証券取引所の取引時間はこちら
情報・取引ツール
- 国内株式に比べて乏しいです。
- 企業情報は提供されていますが、チャートはリアルタイムのものが無料で提供されていません(SBI証券の場合)。
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