ここでは現地に行って役立った事をまとめます。このページを保存しておけばマレーシア観光に行っても役立つ事でしょう!
この記事は市内に移動してから役立つことをまとめています!
市内の移動手段
公共交通機関が発達しているクアラルンプールでは電車やバスは観光を楽しく充実させるには必須のツールです。使いこなせるようになりましょう。
電車
クアラルンプールは地下鉄やモノレールがとても充実しています。まず、注意点を押さえておきましょう。
注意点
日本のルールとはずいぶん違います。乗越は出来ないので、A駅→B駅までの切符を買ったらB駅で降りなければなりません。
また、乗り換えもA駅→B駅(乗換駅)→C駅といった場合も、まずA駅→B駅を買い、B駅で降りて改札を出てからC駅まで買う必要があります。A駅→C駅ではダメなので気を付けましょう。
乗り方
まず、乗るには券売機か窓口で切符を買う必要があります。マレーシアは切符の代わりにトークンと呼ばれるコインを使っています。このコインの中に電子情報が書き込まれています。券売機でのトークンの買い方はいたって簡単。Englishボタンを押して英語表記にし、路線、駅名を選択、人数と支払方法(CASHのみ)を選んでお金を投入するだけ。
トークンを買ったら、改札にSuicaやICOCAなどのカードをかざす要領でこのトークンをかざします。すると改札が開きます。
出るときは改札に自販機のコインを入れるような口があるので、そこにチャリンと入れましょう。すると改札が開きます。
路線図
路線図のダウンロード版はこちら(PDF)。
バス
GoKL
市内を巡回する無料バスです。赤、青、緑、パープルの4路線が走っていて、主要観光スポットを結んでいます。地元の人々の足にもなっています。
運行時間:平日6:00~23:00、土休日7:00~23:00
運行間隔:10分くらい。かなりアバウト。
交通渋滞が激しいので、バス停の前に止まらないことが多いです。おもむろに道路のど真ん中に止まったりするワイルドなバスです。
また、運転手はサービス精神はゼロです。運転もワイルドだし、停車・発車もワイルドです。降りるときは日本と同様にピンポンを押しますが、押しても音はなりませんし、点灯もしません。また、バス停通過の案内や、次はどこに止まるかの案内もありませんのでご注意ください。
バスの目印は、「GoKL」とバスにプリントされています。バス正面上部(日本で行き先が表示されているところ)にGREENなど色が書いてあります。それが路線カラーです。
公式ページ:https://www.gokl.com.my/
GoKLの停留所(バス停)
GoKLを使おう!と宣伝するブログやガイドブックは多数存在しますが、肝心の「で、バス停どこよ?」に応えているページが少なかったです。実際に現地に行くと良く分かりませんでした。
ここではバス停を纏めてくれているグーグルマップを紹介します。これでGoKLも乗りこなせます。このマップのおかげで助かりました。スマホでGPSをオンにして位置情報を確認しながら乗れば大分安心して乗れると思います。
バス停の情報元:クアラルンプールの無料バスGOKLに乗ろう!(FLY! FLY HIGH!!)
ちなみに、公式の路線図はこちら。
KL Hop-On Hop-Off(有料観光市内バス)
よくガイドブックでおすすめされているバスです。クアラルンプール市内の有名スポットをくるくる回っています。24時間と48時間のチケットがあります。
- 料金 ※2019/6/28現在
24時間チケット:RM50(子供RM25)
48時間チケット:RM74(子供RM38)
主要なスポットを網羅しているバスですが、渋滞の激しいクアラルンプールでは、なかなかバスが来なかったり、目的地までの時間がかかったりするようです。値段もそこそこするので、割り切って早朝からささっと観光スポットを回る場合は良いのではないでしょうか。
公式ページ:https://www.myhoponhopoff.com/kl/
タクシー
流しのタクシーに乗るのもいいのですが、ぼったくられそうなので使うことはありませんでした。
代わりに利用したのが「Grab」というタクシーアプリです。ライドシェア大手のUberがマレーシアから撤退した時に、Grabに事業を売却したそうです。ガイドブックなどでも紹介されている便利なアプリですが、危険も潜んでいるので注意しましょう!
Grabで騙されそうになった!
Grabアプリを登録すると、支払い方法の登録があります。現金のほか、クレジットカード等も登録できます。クレジットカードにすればスマートかなと思い、一度登録したのですが、それでタクシー呼んだら、タクシー来ない!でも課金はされるという事態が発生しました。
アプリを入れて初めてタクシーを呼んだら、突然ドライバーからGrabアプリを通じて、メッセージに「キャンセルしてくれ」と来ました。このような時、自らキャンセルは絶対にしないでください。これはタクシーを呼んだあなた自身が自らの一方的な都合でキャンセルをしたという事になります。したがって、ルールとして課金されます。明確に「あなた(ドライバー)の都合ですから、あなたがキャンセルをしてください。」と伝えましょう。その後、10分ほどの時間が経つと自動的にキャンセルされる仕様になっています。そうしたら、アプリからGrabに通報できるので、騙されたことを報告しましょう。私の場合、1,2日でGrabからメールで連絡があり、課金はされませんでした。
たったRM5(日本円で130円程度)の事でしたが、金額の問題ではありません。きちんと筋を通させましょう。
例を調べていると、ドライバーはGPSの位置情報を偽装をする事もあるそうです。どこにも居ないのにタクシーが近くにいることになっていたりします。この時、アプリは安全にタクシーに乗れたと錯覚します。そして次は目的地までの位置情報を偽装します。これによって、課金をされてしまったケースもあるようです。
【注意】Grabは絶対に現金払いに!
クレジットカード払い故、勝手に課金されてしまうことが問題です。支払いは現金払いにしましょう。送ってもらったら対価を渡す、これが一番健全です。クレジットカードなら後から止める事も出来ますが、帰国後にとても面倒な手続きを取ることになり、旅の思い出も台無しになってしまします。有名アプリだからといって安心せずに、自衛手段を取りましょう。マレーシアは発展途上国ですから。
なお、現金払いにしてからそのような被害には一度も会いませんでした。もし現金で騙されるようなことがあったら、きちんと通報しましょう。ルール上は次回乗った時に罰金を上乗せして現金払いさせられる事になっているそうです。
コメント