個人の取引銀行選び 複数行取引で便利さと身近さを確保しよう

経営と金融
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こんにちは、くろたろうです。
第四回の今日は個人が銀行を便利さと身近さを実現するための銀行取引について考えてみます。

銀行シリーズ
第一回:あなたの取引銀行大丈夫? 経済が好調な今だからリスクを考える
第二回:銀行の健全性をまとめてみた 金融機関の安全性はどこを見ればいいの?
第三回:都銀、地銀、信金は何が違うの? 金融機関の種類と存在意義
第四回:個人の取引銀行選び 複数行取引で便利さと身近さを確保しよう
第五回:個人のATMと振込を無料にする 銀行の特典をフル活用しよう
第六回:経営者の取引銀行選び 取引銀行に求めるのは金利で良いのですか?
番外編:銀行員を手なずける方法 担当者と仲良くすると良い事もある

 

個人の銀行選びで重視したい4つの事

個人の銀行選びでは以下の4つの点を重視しながら選びましょう。

 

  • ATM手数料が無料!!

ATMの利用手数料は108円~216円かかります。使うのが月数回だとしても馬鹿になりません。無料で使えるところを選びましょう。

  • 振込手数料が無料!!

振込手数料は最大864円かかります。高いです。家賃など決まった振込がある人は定額自動送金が無料のところを使いましょう。

  • 普通預金の金利が高い!!

通常の普通預金金利は0.001%です。低すぎます。預金を入れるところを変えるだけで0.1%(100倍)以上になります。

  • 口座振替などで不便を感じない!!
    ネットバンクや新興銀行は振替設定出来ない場合があります。

 

口座を利用目的で分けよう!

口座を利用目的に応じて分けることで便利さとお得さ、そして身近さを確保することができます。
くろたろうは3つに分ける事をおすすめします。

  1. 生活費決済口座
  2. 資金プール口座
  3. 投資用口座

生活費決済口座 ~地元の地銀・信金をお勧めします~

電気代、水道代、クレジットカード、税金などの支払用の口座です。支払口座を一つにまとめることで一か月でいくら使ったのかをお手軽に把握することができます。(生活費決済口座=メイン口座)

生活費の口座を選ぶポイント

  1. 通帳がある事
    支払いを把握するには通帳があったほうが何かと便利です。特に大地震や大型台風などの大規模災害が起きた場合は通帳があれば引き出しができたり、財産の証明が出来る場合があります。重要な口座はアナログも持ちあわせている地銀・信金をお勧めします。特にメガバンクは大量の顧客が殺到すると思われるので地元の地銀・信金をお勧めしています。
  2. ネットバンク以外を選ぼう
    ネットバンクは通帳がありません。また、口座振替を設定する際にネットバンクは振替登録できない企業があるので、生活費決済のメイン口座で使うと不便を感じることがあるので、メインとするのはお勧めしません。
  3. 住宅ローンを借りるかもしれない or 近くにある地銀・信金を選ぼう
    生活費を決済することは信用を作る事にもなります。従って、住宅ローンを借りる時は有利になる場合があります。また、身近さや親近感を重視する方は近くの地銀・信金を使うことで取引の度合いによっては融通を図ってくれるかもしれません。例として、知り合いが地元の信金と取引をしているのですが、融資返済日に他の口座振替が重なってしまいました。先にお金をきちんと他行の口座から移しておけばよかったのですが、仕事の納期に追われて忘れてしまいました。遅れると取引に影響が出るような重要な口座振替だったのですが、普通は融資返済が先に行われるので振替が落ちません。青ざめた知り合いは信金の営業時間がとっくに終わった夜に信金に行きました。幸い残業していた職員とエライ人がおり、事情を話して融資返済が先に行われないように一旦止めてもらえました。それにより無事、口座振替も融資返済も遅れずに出来たという事例がありました。普通は融資を止めるという事は問題が起きたら責任問題になるのでやりません。地元の信金だから対応してもらえた好事例といえるでしょう。
  4. 各種フィンテックに対応している事
    マネーフォワードなどの家計簿アプリを利用している場合は対応しているかどうかを確認しましょう。
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資金プール口座 ~ネットバンクをお勧めします~

余裕資金をためておく口座です。お金を一か所にまとめておいて、必要な時に生活費口座や投資用口座に振り込みが出来るようにしておきます。個人のお金の管理の司令塔となるような口座です。資金をプールする口座なので、金利の良い口座を利用しましょう。また、急な資金が必要な時でもATM手数料がゼロ円にできる方が良いです。これらを実現する為にはネットバンクをお勧めします。
資金プール口座から生活費決済口座に定額自動送金を設定し、一か月の予算分を振込するようにします。それにより、残高を見れば節約が出来ているか、使いすぎているかを把握することができます。
生活費決済口座には数か月~1年分の生活資金を入れておく事で使いすぎたとしても絶対に振替漏れが起きないようにしておきましょう。

資金プール口座を選ぶポイント

  1. 振込手数料が無料
  2. 定額自動送金手数料が無料
  3. ATM手数料が無料
  4. 普通預金金利が高い

投資用口座

証券会社やFX会社とのつなぎ役の為の口座です。投資をする際はいくら投資に回していいのかを明確に分けることをお勧めします。生活費とごちゃごちゃにしてしまうと損切り出来ずにひたすら追証を入れ続けるという事にもなりかねません。また証券会社への即時入金サービスを利用できるメガバンクやネット銀行を選びましょう。
分ける必要が感じられなければ資金プール口座と一緒にしても良いでしょう。

 

おすすめフォーメーション

口座の種類に応じた金融機関を一覧にしました。
ここでは資金プール口座でおススメのイオン銀行と楽天銀行を紹介します。

口座種類お勧め銀行
生活費決済口座地元の地方銀行・信用金庫
資金プール口座イオン銀行、楽天銀行
投資用口座三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行
住信SBIネット銀行、楽天銀行、りそな銀行
ゆうちょ銀行、セブン銀行など

イオン銀行

ネットバンクに近いと思いきや、イオンに実店舗もあります。実店舗がないと不安な人にもお勧めできる銀行です。ゴールドステージ以上が満たせる場合はお勧めします。満たせない場合は楽天銀行が良いでしょう。

イオン銀行のポイント

  • 定額自動送金が無料
  • ステージに応じて振込手数料が無料(月0~5回)
  • ステージに応じてATM手数料が無料(月1~5回)
  • 普通預金金利が最大0.12%
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イオン銀行ではマイステージというランク制度を採用しています。
取引に応じて優遇される仕組みです。

 

ステージブロンズシルバーゴールドプラチナ
他行ATM入出金利用
手数料無料回数
1235
他行宛振込手数料
無料回数
0135
普通預金適用金利0.05

(税引後年
0.039%)

0.10

(税引後年
0.079%)

0.10

(税引後年
0.079%)

0.12

(税引後年
0.095%)

必要なイオン銀行
スコア
20点以上50点以上100点以上150点以上
対象取引【判定基準】イオン銀行スコア
使う

1

イオンカードセレクトまたはキャッシュ+デビット
イオンデビットカードのご契約
【月末時点】

10

2

イオンゴールドカードセレクトのご契約【月末時点】

30

1

に30点を加え計40点

3

イオンカードご利用代金のお引落し
(キャッシュ+デビット、イオンデビット、
J-Debit含む)【月間実績】

10点~100
スコア配点詳細

4

WAONのご利用金額【月間実績】

10点~100
スコア配点詳細

5

WAONオートチャージのご利用【月間実績】

10
貯める

6

積立式定期預金の口座振替【月間実績】

10

7

投資信託残高【月末残高】

10点~100
スコア配点詳細

8

投信自動積立の口座振替【月間実績】

今なら10点+10

9

外貨預金残高(2018年5月7日より取扱開始)
【月末残高】

10点~100
スコア配点詳細

10

外貨普通預金積立の口座振替
(2018年5月7日より取扱開始)
【月間実績】

今なら10点+10

11

NISA口座のご開設(ジュニアNISA含む)
【月末時点】

30

12

iDeCo掛金の口座振替【月間実績】

30
借りる

13

カードローンのご契約【月末時点】

10

14

無担保ローン残高(証貸/カードローン含む)
【月末残高】

30

15

住宅ローン残高(フラット35含む)
【月末残高(月間実績)】

30
その他

16

インターネットバンキングのご登録【月末時点】

30

17

給与のお受取り【月間実績】

30

18

年金のお受取り【月間実績】

30

イオン銀行のメリットより。

  • 普通預金金利は最大で0.12%なのですが、条件は厳しいです。0.10%であれば満たせるであろう条件です。
  • ATMはセブン銀行が対象外であることに注意が必要です。

 

詳しくは以下のページをご覧ください。

楽天銀行

楽天証券と連携している楽天銀行も便利な講座です。

楽天銀行のポイント

  • 定額自動送金が無料
  • ステージに応じて振込手数料が無料(月0~3回)
  • ステージに応じてATM手数料が無料(月0~7回)
  • 普通預金金利が最大0.10%
  • 楽天ポイントが最大3倍
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楽天銀行ではハッピープログラムというランク制度を採用しています。
イオン銀行同様、取引に応じて優遇される仕組みです。

ATM利用手数料(無料回数)、他行振込手数料、楽天スーパーポイント獲得倍率は スーパーVIP(残高300万以上または取引30件以上)で7回/月、3回/月、3倍 VIP(残高100万以上または取引20件以上)で5回/月、3回/月、3倍 プレミアム(残高50万以上または取引10件以上)で2回/月、2回/月、2倍 アドバンスト(残高10万以上または取引5件以上)で1回/月、1回/月、1倍 ベーシック(エントリー)でなし、なし、1倍 全て振込手数料の楽天スーパーポイント払い支払可能

楽天銀行「ハッピープログラム」より。

 

以下、楽天銀行のメリットより。

1 近くのコンビニATMで24時間365日利用可能

営業時間を気にしなくても、いつでも利用可能。急ぎのときでも入出金がカンタンに。混んでいれば、他のATMで入出金。
ゆうちょ銀行やメガバンクのATMも使えます。

セブン銀行・イオン銀行・ステーションATM Patsat・イーネット・三菱UFJ銀行・ローソン・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・VIEW ALTTE(ビューアルッテ) ※VIEW ALTTE(ビューアルッテ)ATMでは、ご入金をお取り扱いできません。

  • セブン銀行、ビューアルッテ、イーネット、ローソンなど主要どころをすべて使えます。

 

1 楽天銀行ならではの好金利

店舗を持たない等で、低コストの代わりに、好金利を実現。預金のラインナップも、円・外貨など多数ご用意しています。

さらに、楽天証券との連携で優遇金利を適用 楽天証券 x 楽天銀行

普通預金金利が5倍※1 年0.02%→年0.10% [年0.079%(税引後)]

※1マネーブリッジ(当行口座と楽天証券口座との連携サービス)をごりよういただいた場合。普通預金金利は変動金利です。お預入れ後の金利は、金融情勢等により予告なく変更する場合があります。普通預金(マネーブジッリ利用者)商品詳細説明書はこちら

楽天銀行のメリットより。

  • 楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携させるサービス(マネーブリッジ)を利用することで金利が0.10%になります。
  • マネーブリッジは株の買付代金などを自動的に楽天銀行の口座から振り替える便利なサービスです。

 

まとめ

各金融機関の良いところにスポットを当ててメリットを最大限に引き出しましょう。
私自身、フォーメーションを組んでいます。プール口座は楽天銀行とイオン銀行の両方を利用しています。
使い勝手を確かめながら自分にあった銀行を探すと良いと思います。

 

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