バンコクに行く前に知っておきたい基礎情報のまとめ~タイ旅行

日常ライフ
タイ名物の大渋滞
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タイ旅行に行ってきたので、知っておいて良かったこと、知っておけば良かったこと、観光スポットなどを数回の記事でまとめたいと思います。

この記事ではタイ・バンコクの基礎情報をまとめたいと思います。

基本情報を知ろう

タイは日本の1.4倍の大きさですが、人口はおよそ半分です。大多数がタイ族ですが、バンコクは観光客が多く、欧米やアジアからの旅行者がたくさんいました。日本人も多く、観光地では日本語が飛び交っていました。「微笑みの国 タイ」といわれています。タイのあいさつは両手を合わせて行います。日本のお辞儀のようなものでしょうか。ありがとうという言葉はタイでは「カップンカー」(女性の場合)といいます。女性が言うとかわいらしい響きのある言葉でした。

※以下の数値等は外務省HPより。

1 面積 51万4,000平方キロメートル(日本の約1.4倍)
2 人口 6,572万人(2015年)(タイ国勢調査)
3 首都 バンコク
4 民族 大多数がタイ族。その他 華人,マレー族等
5 言語 タイ語
6 宗教 仏教 94%,イスラム教 5%
7 通貨 バーツ(Baht)

立憲君主制ということで民主化されています。タイではまだ記憶に残りますが、2014年に軍事クーデターが起きました。もう2019年までに19回のクーデターがタイでは起きています。かといって国内が不安定化というとそんなことはありません。クーデターも無血で終わることが多く、2014年のクーデターも無発砲で内戦にはならなかったそうです。タイ国内では国王の求心力が強いです。街中のいたるところに王様や王妃の肖像画があります。これは北朝鮮のように無理やり信奉させているわけではなく、国民から普通に人気があるそうです。軍と政治がぶつかる国だと国王のような国民の尊敬を集める絶対的な象徴が必要なのかもしれません。

1 政体 立憲君主制
2 元首 マハ-・ワチラロンコン・ボテインタラーテーパヤワランクーン国王陛下(ラーマ10世王)(2016年10月即位)
3 議会 国家立法議会(220名)
4 政府 (1)首相名 プラユット・ジャンオーチャー(Mr. Prayuth Chan-o-cha)
(2)外相名 ドーン・ポラマットウィナイ(Mr. Don Pramudwinai)
5 軍事力 (1)予算 1830億バーツ
(2)兵役 徴兵2年,予備役20万人
(3)兵力 正規36万0850人(陸軍245,000人,海軍69,850人,空軍46,000人)

経済はアセアンの主要国名だけあって発展しています。今のタイは日本とそん色有りません。日本のほうがはるかに経済や物価、インフラで優っていたのは過去の話しです。このままいくとあと10年~20年程度で同レベルになるでしょう。物価についても極端に安いという事は無く、逆に日本円の弱さが気になりました。

1 主要産業 農業は就業者の約40%弱を占めるが,GDPでは12%にとどまる。一方,製造業の就業者は約15%だが,GDPの約34%,輸出額の90%弱を占める。
2 GDP 4,069億ドル(名目,2016年,国家経済社会開発庁(NESDB))
3 一人当たりGDP 6,033ドル(2016年,NESDB)
4 経済成長率 3.2%(2016年,NESDB)
5 消費者物価指数 0.2(2016年,NESDB)
6 失業率 1.0%(2016年,NESDB)
7 総貿易額 (1)輸出 2,153億ドル(2016年,NESDB)
(2)輸入 1,947億ドル(2016年,NESDB)
8 主要貿易品目 (1)輸出 コンピューター・同部品,自動車・同部品,機械器具,農作物,食料加工品
(2)輸入 機械器具,原油,電子部品
9 主要貿易相手国・地域(2016年) (1)輸出 1.米国 2.中国 3.日本
(2)輸入 1.中国 2.日本 3.米国
10 タイから日本への輸出 天然ゴム,自動車・同部品,コンピュータ・同部品
11 タイの日本からの輸入 機械・同部品,鉄・鉄鋼,自動車部品
12 在留邦人数 70,337人(2016年10月)
13 在留当該国人数(短期滞在除く) 47,647人(2016年12月:外国人登録者)
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税金(免税)について

タイ国政府観光庁によると、

タイへの旅行者は、タイ国内の同日同一店で購入した合計2,000バーツ以上の買物につき、7%の税金(Value-Added Tax)分を帰国時に空港で払い戻してもらうことができます。払い戻しを受けるためには「VAT REFUND FOR TOURIST」の表示のあるお店で購入し、購入時に必要事項を書類に記入します。空港のVAT窓口にて、チェックイン前にその書類にて申請を行って下さい。また、申請される方は時間に余裕を持って空港に到着されることをお勧めします。

同一免税店で同日に2000バーツ以上買うと免税対象になります。

決済事情について

ビサ、マスターが多く、JCBも使えます。
さすがに屋台や露天は現金が必要ですが、クレジットカード決済はショッピングモールや大きなスーパーでは使えます。小規模店舗でも使えるところが多く、キャッシュレス決済は進んでいます。

通貨の種類

2019年8月時点では1バーツ=約3.50円です。
バーツの下にサタンという通貨がありますが、旅行中に見ることは有りませんでした。というか、32.5バーツのときは、現金払いでは33バーツとられました。

  • 紙幣→1000,500,100,50,20バーツ
  • 貨幣→10,5,2,1バーツ、50サタン、25サタン

物価

物にもよりますが、感覚では日本の1/2~2/3だったと思います。ただ、値段があまり変わらないものもあり、激安という印象は持ちませんでした。

  • 電車は距離に応じて課金され、30~50バーツ(100~180円程度)、タクシーもグラブ(タクシー配車アプリ)を使うと50~100バーツ程度。でもめちゃくちゃ渋滞するのであまりタクシーはお勧めしません。
  • ヤシの実ジュースは20~30バーツ(80~100円程度)
    下の画像はメークロン市場で買ったヤシの実。20バーツ。

    ヤシの実ジュース

  • チャオプラヤ川のフェリー(旅行者用でないフェリー)15バーツ(60円程度)
    旅行者用の船も出ており、それは60~200バーツとなっています。船乗り場に行くと青いシャツを着た人がしきりに勧誘してきますが、かなり高いうえに本数も少ないのでフェリーに乗る際は気を付けましょう。「ノーツーリスト」というと青い人たちはすぐに諦めてどこかに行きます。ちなみに、川の対岸までの渡し船は4バーツ(15円程度)です。

 

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  • 下の画像はモールで食べたカレー25バーツ(約88円)
    屋台やモールのフードコートは安めです。モールの中でも高いところは200バーツ以上するので、地元民が多いところに行くとお安く食べれます。観光客も多いです。

    グリーンカレー

  • アロママッサージ80分 1000バーツ(3500円)
    マッサージもピンキリで、300バーツくらいのところもあります。マッサージ屋さんではチップも渡すのが普通になってきているようで、その代金もオンして考えましょう。チップの相場は50~100バーツ程度です。
  • 自販機は水が5バーツ(20円程度)、コーラが14バーツ(50円程度)と安値でした。

    駅の自販機

  • 日系企業も沢山有りました。食べたいものはいつでも食べれそうです。食事の面では日本人が住むには住みやすそうです。

公共交通機関

市内交通は電車(地下鉄とモノレール)、タクシーが主となります。バスもありますが、あまり情報が無く使いませんでした。
切符は地下鉄(メトロ)はトークン式、モノレールはカード式でした。

 

電車は渋滞の多いバンコクでは時間通りに行ける唯一の交通手段です。タクシーも便利なのですが、渋滞がすごすぎて時間を大幅にロスしたので一回しか使いませんでした。

タイ名物の大渋滞

喫煙・タバコ

滅茶苦茶タバコに厳しい国です。密閉された室内等の空間での喫煙は禁止です。したがって、屋内に喫煙所は有りません。屋外もタバコ禁止のところが多く、ほぼ吸えません。飲食店はクーラーがかかっていない密閉されていない空間なら喫煙OKなので、テラス席なら吸える場合があります。もし喫煙禁止場所で喫煙したり、ポイ捨てをした場合は高額な罰金が科されます(2000バーツから5000バーツ)。地元民が吸っていても観光客に対しては取り締まりを行ってくる警官もいるそうです。喫煙者の方は気を付けましょう。

また、電子タバコは国内持ち込み禁止です。持ち込んだら多額の罰金がとられるので気を付けましょう。(数万バーツ~)

車と歩行者のパワーバランス

圧倒的に車やバイクが強いです。普通に横断歩道を渡っていたら一度轢かれそうになりました。渋滞しているのでみな我先へと運転するので、危ないです。台湾やマレーシアよりも危ないです。

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トイレ

意外と普通でした。トワレ(温水洗浄便座)は無いです。紙も無いかあったとしてもスモールサイズの時があります。ティッシュは複数持ち歩きをお勧めします。

唯一、ターミナル21というショッピングモールの日本エリアにはトワレがついていました。温水洗浄便座に感動しました。

 

時差

-2時間

東京からバンコクまでの飛行時間

直行便で約6時間

チップ

基本的にないが、観光地などではチップの文化がある。つまり、観光客がたくさん来るバンコクではチップの分化は浸透しています。
ホテルやスパ・マッサージ、レストランではチップを払う場面が多いようですが、レストランでは最初からサービス料として取られている場合もあります。その時は払わなくてもよいのではないかと思います。特にスパ・マッサージではチップがあって当然という感じのようです。マッサージの人たちは給料が低いので、チップはちゃんと払いましょう(50~100バーツ)。
ホテルのベットメイキング等は宿泊費に応じて20~100バーツ。枕銭としてベット付近に置いておきましょう。超高級ホテルだとチップを置いても置かなくてもサービスは変わらないという噂です。

チップはコインは避けて20~100バーツ紙幣で渡すようにしましょう。

コンセント・電圧

Aタイプ(日本と同様)、220V 50Hz

タイのAタイプは三又ですが、日本のコンセント「=」も差し込めます。

ただし、電圧は220ボルトなので電気機器がこの電圧に対応していない場合は変圧器が必要となります。コンセントなどに対応電圧が書いてあるので、調べてみましょう。

気候

平均気温は約29℃、高温多湿で蒸し暑く、日本の8月の気候です。
雨季は雨が多いので、アクティブな観光には適さない季節です。私は8月(雨季)に約1週間行きましたが、雨に降られたのは一回だけで、それもすぐにやみました。運が大事みたいです。

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タイの気候(タイ国政府観光庁HPより)

治安・犯罪

すりや盗難は多いので気を付けましょう。
また、偽警官にも注意しましょう。タイでは警察の制服を一般人が着ることは違法ではないそうです。また、本物の制服が流通しているそうで、見た目では本物か偽物か判断がつかないようです。その時は所属や警察番号、氏名等を聞いて在籍確認をし、本物かどうか確認するのが良いようです。

  • 緊急通報先
    • ツーリストポリス 1155(英語可)
    • 警察191、123
    • 救急車 1554(英語可)

大使館

在タイ日本国大使館

Thailand
Embassy of Japan
177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand

電話:(66-2)696-3000,207-8500
Fax:(66-2)207-8510
http://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

在チェンマイ日本国総領事館

Chiangmai
Consulate-General of Japan
Suite 104-107, Airport Business Park,, 90 Mahidol Road, T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand

電話:(66-52)012500
Fax:(66-52)012505
http://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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